電気自動車や、航空機、衛星、ロケットなどに使われる炭素繊維強化プラスチックですが、正確な熱伝導率を把握することはとても重要です。たとえば、電気自動車に使われる場合、暖房性能やバッテリーの熱マネジメントに熱伝導率の把握は欠かせません。暖房性能や熱マネジメン
炭素系材料
グラファイトシートの熱伝導率は温度によって大きく変化する。
グラファイトシートは、材料の面方向に非常に高い熱伝導率を持つ材料です。室温では1000W/mK以上の熱伝導率です。銅の2倍から3倍以上の熱伝導率を持ちます。ノートパソコンやスマートホンなどの電子機器の放熱用によく使われます。今回は我々ベテルの熱拡散率測定装置である
単層グラファイトシートの熱拡散率測定事例
TA(サーモウェーブアナライザー)で測定した単層グラファイトシートの熱拡散率測定事例を記載したアプリケーションシートを掲載しました。非接触でグラファイトシートの面内方向熱拡散率が測定でいる装置はTAしかありません。https://hrd-thermal.jp/apparatus/application_
サーモウェーブアナライザーの原理
サーモウェーブアナライザの原理と装置を詳細に書いたデータシートをホームページに公開しました。https://hrd-thermal.jp/apparatus/application_sheet/TA/TA001J_TA_theory_equipment_220802_r01.pdfサーモウェーブアナライザ は、スポット周期加熱放射測温法の原理を元に
軽量化と強度に優れたCFRTP、繊維配向は熱で観察できる?!
約1年ぶりに登場します、タゴーです。去年末から、春にかけて装置製造と納品作業で大忙しでした。とうとう、USAにも行ってまいりました。初めてのUSAで緊張し、おまけに体調を崩し いろいろな人に助けて頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。「どうもありが
CFRP/CFRTPの評価は熱が最適
皆さまお久しぶりです。サーモマンです。炭素繊維複合材料は樹脂と炭素繊維を複合させた材料で鉄の4分の1の軽さで鉄の十倍の強度を持つと言われています。既に航空機や特殊で高性能な自動車には使われるようになってきましたが、製造工程が複雑で高コストなため広範囲の普