今回は熱電発電システムに用いられる材料のひとつであるアルミナ/Al2O3の測定事例の紹介です。 今回の測定事例は弊社で入手したアルミナ/Al2O3の測定紹介です。 お客様からのアルミナ/Al2O3測定依頼実績はかなり多いのですが、守秘義務上、公開できません
セラミックス
<微小領域> 樹脂中に埋め込んだフィラーの単独の熱伝導率測定
当社ホームページ掲載測定例の第五弾です。 従来はフィラー単独の熱伝導率測定は不可能でした。 フィラー単独の熱物性値管理が可能です。 さらなる熱伝導性向上に必要不可欠なデータが得られます。 このデータの意味するところは、 品質向上や熱伝導性向上に対する、 フ
<微小領域> シリコンカーバイド(SiC)複合材料の熱伝導率
当社ホームページ掲載測定例の第四弾です。 サーマルマクロスコープなら従来困難だった微小サイズ粒子も自在に測定できます。 粒子サイズは約100μmです。粒子はSiC(シリコンカーバイド)です。 SiCは次世代半導体材料(ワイドバンドギャップ半導体)、研磨用砥粒などに
【測定事例】 超硬工具コーティングの熱伝導率 ライン分析
超硬工具はタングステンカーバイド(WC)にコバルトを含有した、 超硬合金で作成されますが、 さらに性能を高めるために、 TiN, TiC, AlN, DLC等のコーティングを施すそうです。 従来これらのコーティング層の熱物性値を測定することは、 非常に難しかったのですが、 株式会社
【測定事例】 窒化アルミ(AlN)の熱伝導率の分布評価
窒化アルミAlNは、 絶縁性が高く、熱伝導率が高いため、 ヒートシンクとしての利用が広がっています。 また、プリント基板の基材としても、 同様の理由で利用が広がっています。 パワーデバイスやLEDなど単位面積当たりの、 発熱量が大きい材料については、 ますます窒化ア
<微小領域> シリコンカーバイド(SiC)の熱伝導率の分布評価
今回は、 SiCの微細熱伝導率分布評価例をご紹介します。 以前の記事でご紹介しましたように、 SiCは次世代半導体材料として期待されている材料ですが、 ワイドバンドギャップ材料であることとともに、 熱伝導率もSiに比べて高いことが知られていますが、 微細部分の熱伝導率