こんにちは。サーモマンです。今回は、熱伝導率への換算についてです。パルス加熱や周期加熱等を行い、過渡的な温度変化を与え、熱物性値を求める方法を非定常法といいます。非定常法は比較的小さな試料で測定が可能で、測定時間も短時間で済むということで普及しております
熱物性の話題
シミュレーションと実測結果が合わない!?
先日は、高機能フィルム展という展示会に行ってきました。印象としてはですが、以前よりずいぶんと熱関係の展示が増えているように思えました。熱対策の需要が増しているのでしょう。一部には熱対策はブームになっているという声があります。LEDやパワーデバイスの普及により
エネルギーハーベストと熱物性
最近、エネルギーハーベスト、エネルギーハイベスティングという言葉が注目されています。日本語だと、環境発電と言うそうで、エネルギーを自然界から吸収してバッテリーレスのシステムを構成するものだとか。↓http://www.kumikomi.net/archives/2010/09/ep28kank.phpもちろ
第42回市村学術賞
弊社のサーマルマイクロスコープ及び サーモウエーブアナライザの共同開発者である、産業技術総合研究所の加藤 英幸先生が平成22年度第42回市村学術賞 貢献賞に選ばれました。 受賞者である加藤先生を中央に、右が先生の奥様、左はベテル副社長 鈴木 市村学術賞は、権
熱を逃がすアプローチ その2
熱を逃がすアプローチその1では、 材料自体の熱伝導性の話題でしたが、 最近注目されるポイントとしては、 界面の問題があります。 界面の熱抵抗の問題です。(注釈1) 通常いくつかの材料の組み合わせで、 熱伝導性を向上させようとしますが、 その場合、 材料と材料の
熱を逃がすアプローチ その1
ますます高集積化する、 電子機器ですが、 「放熱」の重要性も、 ますます高まっています。 株式会社ベテル ハドソン研究所の、 熱物性測定装置は固体を扱っていますが、 固体で放熱をさせる時のアプローチを いくつかご紹介します。 ①材料自体の熱伝導率を上げる プラス