熱物性ブログ ベテル ハドソン研究所

熱を使ったクラック・ボイドの非破壊検査。 薄膜・微小領域の最新熱伝導率測定方法。 熱と光でさまざまなニーズにお応えします。

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熱物性の話題

 熱伝導率はフーリエの式で定義されます。定常法はフーリエの式に基づき試料の熱伝導率を計測する手法です。 定常法は試料の片面を加熱し試料温度が定常となった状態で測定を行うことから「定常法」と呼ばれています。通常、試料の加熱と温度検出は接触式です。熱流量を電

ニチコンが5Gスマホ向けに新放熱材料を量産するそうです。日刊工業新聞2021年6月22日の記事からです。https://newswitch.jp/p/277105G等の次世代通信向けです。注目点は既に広く使われているグラファイトシートよりも、放熱性能が高いことです。また、熱伝導のみで

久しぶりのブログ更新になります。今回は基本に帰って周期加熱法で重要な熱拡散長について考えてみたいと思います。周期加熱法やフラッシュ法等の非定常法では、温度変化にかかる時間と距離の関係から熱拡散率を求めます。定常法と異なり、試料の温度が変化する様子を見て、
『温度変化の特性時間と非定常法』の画像

株式会社ベテルは熱物性シンポジウムに出展致します。 今年の熱物性シンポジウムはWEB開催です。共同研究者の発表も2件予定しております。カタログ展示は熱物性シンポジウムのホームページに掲載されておりますので、ご興味のある方はご覧ください。
『熱物性シンポジウムに参加及び出展します。』の画像

今回はベテルの主力製品、サーモウェーブアナライザの測定原理、周期加熱法(オングストローム法)について解説します。 周期加熱法による熱拡散率測定はオングストロームが最初に行った方法です。1) 非常に古くからある手法です。   原理は非常にシンプルです。試料の
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皆様、大変ご無沙汰しております。サーモマンです。久しぶりにブログを書きます。日本と世界はコロナウィルスで大変なことになっておりますが、我々、株式会社ベテル ハドソン研究所は安全のための自粛を行いながら、可能な範囲で営業を続けております。さて、本日のテーマ
『グラファイトシートの熱拡散率測定規格 標準化パンフレットできました!』の画像

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