2024年9月11日に、JAXA筑波宇宙センターの展示会に参加してきました。
20名の方と名刺交換させて頂きました。
熱伝導率測定について、熱心に質問される方もいらっしゃいまして、
宇宙関係でもニーズが多くあると感じました。

jaxa展示会ベテルブース
 ベテルブース

jaxa展示会様子
 展示会の様子

宇宙の場合、真空中なので熱対流が期待できないので、
装置内部は熱伝導、装置から宇宙空間へは熱放射で放熱が必要になります。
また、太陽が当たっている部分は100℃以上になり、
太陽が当たっていない部分はマイナス200℃以下となるということで、
熱的にも過酷な環境になります。

因みに、共同研究先の茨城大学さんでは、
レゴリスという岩石を当社の熱伝導率測定装置で測定しているそうです。
レゴリスは月の石や太陽系の惑星や小惑星に堆積した石を模したものです。
上記のような過酷な温度環境にあるので熱による風化も激しいそうです。
意外なところで熱物性計測が役立つんですね。

今後ますます宇宙開発は盛んになりますので、我々も貢献していきたいです。

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