皆様、大変ご無沙汰しております。サーモマンです。
久しぶりにブログを書きます。

日本と世界はコロナウィルスで大変なことになっておりますが、
我々、株式会社ベテル ハドソン研究所は安全のための自粛を行いながら、可能な範囲で営業を続けております。

さて、本日のテーマは、産業技術総合研究所様に以前取材頂きました、
「標準化」による市場拡大のパンフレットについてです。

このパンフレットには、2018年11月に制定された、「放熱用グラファイトシートのレーザスポット周期加熱放射測温法による熱拡散率の求め方」JIS R7240について、規格制定時に大変お世話になりました、産業技術総合研究所の加藤先生と八木先生と弊社の大槻と羽鳥のインタビューが掲載されております。

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産業技術総合研究所様との出会いから、今回のJIS規格で用いられる計測手法である、レーザスポット周期加熱法の共同研究、JIS-R7240の制定秘話が記載されております。少しだけ内容をご紹介します。
JIS-R7240は、「放熱用グラファイトシートのレーザスポット周期加熱放射測温法による熱拡散率の求め方」性能は高いが、他の国の製品に価格や宣伝で苦戦を強いられていた、国内のメーカーの後押しにより制定されました。
規格制定前は、放熱用グラファイトシートの評価方法は、測定自体が難しく、熱拡散率の評価方法の規格もありませんでした。国内メーカーは海外メーカーには性能では絶対に負けないという自負があり、規格制定により性能で「ガチンコ」の勝負ができるようになりました。

このパンフレットは、後日、産業技術総合研究所様の公式ホームページで、
PDF版が公開予定ですので、またご案内させて頂きます。

JIS R 7240の規格書については、下記のWEBサイトから購入できます。併せてご参照ください。https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0010/

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株式会社ベテル ハドソン研究所は今後も日本及び世界の産業の発展に貢献して参ります。