こんにちは。サーモマンです。

先日、相模原市のシンフォディアフィルさんに訪問して来ました。
訪問してから、しばらく時間が空いてしまいました。
(シンフォディアフィルさん、紹介が遅くなってごめんなさい。)

シンフォディアフィルさんは、
センサやモジュールの研究、開発、評価をされている会社です。
http://symphodia.co.jp/

今回は、とても便利な熱伝導テスターを開発しておられると聞き、
見せてもらいに行ってきました。


<熱伝導テスターの特徴>
  1. 熱伝導率、熱拡散率、比熱容量が、プローブを当ててしばらく待つだけでその場で測定できる。
  2. プローブおよび本体が非常に小さく、持ち運びが可能。
  3. センサー部分が小さいので、局所的な測定ができる。


システムはこれだけです。
写真1
プローブと制御部とパソコンだけ。

 
プローブの先は極小のセンサーが付いています。
写真2



プローブをサンプルに当ててしばらく待つと、自動的に測定が終わります。
写真3

 

さて、気になる熱伝導率の測定結果は・・・



熱伝導テスターの測定結果
試料名 熱伝導率 [W/mK]
アクリル樹脂 0.2
CFRP 1.2
ジルコニアセラミックス 4.5



なかなかの精度です。

サーモマンも、とっても便利だと思いました。

熱伝導率をテスター的に測定したい方には、最適な装置だと思います。
早く商品化されるといいですね。


(著:サーモマン)


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