どうも、ノグッチャンです。

早速ですが
みなさんに謝らなければならないことが・・・

「熱拡散率の測定において、黒化膜があたえる影響を検証する」
シリーズを締めくくる最後の試料(ホウケイ酸ガラスPyrex)ですが、
実は用意することが出来ませんでした。

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<参考URL>
「熱拡散率の測定において、黒化膜があたえる影響を検証する」シリーズ
その1 Cuの場合 http://blog.thermal-measurement.info/archives/52008454.html
その2 Taの場合 http://blog.thermal-measurement.info/archives/52023450.html
その3 SUSの場合 http://blog.thermal-measurement.info/archives/52032727.html

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楽しみにしてた方(・・・いるのかな)、申し訳ありません。。。
このシリーズの最終回は、次回に延期させていただきます。


と、謝罪だけでは終われないので
今回は、熱物性測定装置(サーモウェーブアナライザTA3)と
ハドソン研究所のアピールをしたいと思います。


この仕事を始めてから
たくさんのお客さまにお会いして、いろいろな話しを聞きました。

熱物性測定をする際に、「材質」や「構造」だけでなく、
試料の「形」や「状態」を、気にされるお客さまが多いように感じます。

『実際に使用する時の状態で、熱物性測定をしたい』
ということですね。

当社ベテルのWEBサイト(bethel-thermal.jp)では、
仕様の範囲外の測定や、特殊な方法での測定については掲載していませんので、
『仕様外だから測定ができない』と、諦めてしまっている方もいるかもしれません。

そこで、
『諦める前に相談してみませんか?』
というのが今回のテーマです。


「こういう状態での測定がしたい」
「仕様サイズに合わないが、熱物性測定がしたい」
などイロイロあると思います。

今回紹介するのは、2つのケースです。


1.試料に圧力をかけた状態での測定
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試料を圧縮して測定したいとのお客様の要望で、
専用の治具を作成しました。

まずはこちらの写真をご覧ください。

写真1-1

治具に、試料を同じ厚さの銅板で挟み、さらに下記の治具で挟みます。

写真1-2

その際、厚さが分かっているワッシャをかまし
ネジを締めれば、【 試料+銅板=ワッシャの厚さ】 になりますね。

横から見た図です。

写真1-3

画像だけだと分かりにくいので、動画にすると・・・

 


この状態で測定をし、複層解析を行うことで熱伝導率が求められます。
テツさん考案です。



2.複数の試料を連続して測定
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装置を購入いただいたお客様ですが、
複数個の試料を連続して測定したい、
ということで、試料を4つ置ける形の試料台になっております。

これも、テツさんが考案しました。

写真2

とても便利なので、ちゃっかり当社でも使用しております。


他にも
特定の形状の試料を測定したいお客様の要望で
その試料専用の試料台を作成して、測定したこともあります。
(これも、テツさん考案)


ん~
全部テツさんが考案してるんですね・・・
テツさん様々です。

このように、仕様外でも、ご相談いただければ、
テツさんを筆頭に実現に向けて検討いたします。


なので、諦める前に一度相談してみませんか?
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お問い合わせフォーム
http://bethel-thermal.jp/contact/index.html
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以上、ノグッチャンでした。



(著:ノグッチャン)