どうも初めまして。
今回のブログを担当する「ノグッチャン」です。

主に、ソフトの設計・開発や依頼測定を担当しています。
今後とも、よろしくお願いいたします。


さて、前回のブログでは「カトチャン」が
『熱物性測定 ~狙った箇所をどのくらいピンポイントで測定できるか~』
と紹介していましたが、
今回は、逆に「試料の熱物性の均質性が見たい」という方のために、
“分布測定で材料の均質性を検証”してみようと思います。

これまでにも、分布測定の結果は本ブログでご紹介してきましたが、
ホントに“熱拡散率の変化により分布が変化”しているのか??
というのを、まだ紹介していなかったので、
サーモウェーブアナライザTA3を使用して、
実際に分布測定の検証をしていきたいと思います。

と言っても、熱拡散率が分かっている試料でないと検証が出来ない・・・

どうやって検証しよう??

ん~

・・・。

・・・・・・・・・。


とりあえず、別々の試料を並べてみました。
使用したのは、銅(Cu)とアルミニウム(Al)です。
色味を見れば一目瞭然ですが、左が銅(Cu)で右がアルミニウム(Al)です。

cu-al

上記サンプルの分布の測定をしていきます。
測定領域は下記画像をご覧ください。

cu-al3-2


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さて、測定ができました!


cu-al2

※左側が銅(文献値:117×10-6m2s-1
  右側がアルミ(文献値:96.8×10-6m2s-1


なんとか違いが見れましたね。

上の分布図は、位相遅れの分布です。
相対的な比較になりますが、
-----------------------------------------------------------
赤色に表示されているところが、相対的に熱拡散率が高いところ
緑色に表示されているところが、相対的に熱拡散率が低いところ
-----------------------------------------------------------
です。

文献値通り、銅(Cu)の部分は赤色、アルミ(Al)の部分は緑色に表示されているのが分かります。

ということで、
分布測定の検証は成功です!!


今回は検証ということで、簡単な試料を選んで測定しましたが、
実際は、
■フィラーが入った試料
■製造する過程で均質性がありそうな試料
を測定すると有効でしょう。

以上、ノグッチャンでした。


(著:ノグッチャン)


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