こんにちは。サーモマンです。急に寒くなりましたね。
季節の変わり目は要注意です。
しっかり睡眠をとって、今日も元気に仕事をしたいところです。
今日は、ポリテトラフルオロエチレンの熱伝導率です。
ポリテトラフルオロエチレン (polytetrafluoroethylene, PTFE) は
季節の変わり目は要注意です。
しっかり睡眠をとって、今日も元気に仕事をしたいところです。
今日は、ポリテトラフルオロエチレンの熱伝導率です。
ポリテトラフルオロエチレン (polytetrafluoroethylene, PTFE) は
テトラフルオロエチレンの重合体で、
フッ素原子と炭素原子のみからなるフッ素樹脂(フッ化炭素樹脂)である。
テフロン (R) (Teflon(R)) の商品名で知られる。化学的に安定で耐熱性、耐薬品性に優れる。
*本文中ではテフロン(R)で記載します。
フライパンのコーティングに使われているのは有名ですね。
(こんなの↓)

(こんなの↓)

焦げ付きにくくなるということで我が家の調理器具にもいろいろと使われております。
電気関係や半導体装置、化学装置など応用分野は幅広く、
電線の被覆材にも使われていたりします。
多孔質になっているものは、
誘電率が低いため回路の高速化にもつながるのだとか。
(私もあまり詳しくありませんが、線間容量が小さくなるので
信号の遅延が少なくなるということだったと思います。)
さて、テフロン(R)の熱伝導率ですが、
厚み方向と面内方向のそれぞれの熱伝導率を
同一ワークで計測した例は少ないと思います。
面内方向の熱伝導率
0.44W/mK
厚さ方向の熱伝導率
0.19W/mK
測定結果には2倍以上の異方性があります。
これは製造方法によっても変わってきます。
非晶質のテフロン(R)もあるようですが、
この試料は違うのかもしれません。
テフロン(R)は工業的に非常に重要な材料ですので
今後も熱物性値の必要性は増大していくでしょう。
clipart by illpop.com