TEFODを使用した繊維配向評価に関する最新の研究が、International JournalofThermophysicsの@SpringerNatureに掲載されました。セルロースナノファイバーの繊維配向が高速で評価できる技術です。こちらから全文をお読みいただけます。:https://rdcu.be/cKuWT
更新情報
「計測技術〜測定の基礎と設計応用〜」受講者募集のご案内
毎年恒例になっている、伝熱学会産学交流会のセミナーが開催されますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。----------------------------------------「計測技術〜測定の基礎と設計応用〜」受講者募集のご案内開催日 2021年11月26日金曜日12:
定常法とその規格について③
定常法についての最後の回になります。 前回ご紹介した熱流計法ですが、実用計測法ですので、いくつかの関連した手法があります。「熱流計」というセンサーを搭載しているものもありますが、熱伝導率が分かっている標準試料(標準板という)の両面に温度センサーを設
定常法とその規格について②
今回は熱流計法を紹介します。 保護熱板法は主熱板(ヒーター)で発熱した熱量をそのまま試料を通過する熱量としていましたが、熱流計法は試料を通過する熱量を熱流計で測定することが大きな特徴です。熱流計を試料の両側に設置する場合と試料の片側に設置する手法がありま
定常法とその規格について①
何回かに分けて定常法とその規格について、紹介していきます。今回は保護熱板法です。保護熱板法は定常法の中でも標準的な測定法です。主熱板(ヒーター)で発生した熱量をそのまま試料を通過する熱量とします。主熱板の周囲を保護熱板(これもヒーターです。)で囲い、主熱
定常法とその規格について(予告)
熱伝導率はフーリエの式で定義されます。定常法はフーリエの式に基づき試料の熱伝導率を計測する手法です。 定常法は試料の片面を加熱し試料温度が定常となった状態で測定を行うことから「定常法」と呼ばれています。通常、試料の加熱と温度検出は接触式です。熱流量を電