熱物性ブログ ベテル ハドソン研究所

熱を使ったクラック・ボイドの非破壊検査。 薄膜・微小領域の最新熱伝導率測定方法。 熱と光でさまざまなニーズにお応えします。

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熱伝導率

パワーデバイスは大電流を扱うため発熱が大きく、放熱がますます重要になっています。通常の半導体デバイスでは、プリント基板にガラスとエポキシ樹脂の基板を使うようですが、放熱性の観点からは不十分な場合があります。特に信頼性の必要なデバイスでは、熱伝導率の高いセ

当社の成形部門およびグループ会社のベテル精工では、今注目の高熱伝導性樹脂(高熱伝導性樹脂の測定)を使用したプラスチック部品を取り扱っております。当社の金型・成形技術と、ハドソン研究所の熱物性測定技術を融合し、金型~成形~熱伝導分布の測定まで、一貫して対応
『高熱伝導性樹脂を使用したプラスチック部品』の画像

銅(Cu)はご存じのとおり熱伝導率の高い金属です。グラファイトシートやダイヤモンドなど、高い熱伝導率を持った材料もありますが、放熱材料としての銅はこれからも重要性は変わらないでしょう。理由の一つはコストです。昔から使われている材料ですから、最近の複合材料や

ダイヤモンドは非常に高い熱伝導率を持つ材料ですが、同位体濃縮を行うことにより熱伝導率が向上することがわかっています。炭素13(13C)の存在比が天然より3桁低いダイヤモンドが物質材料研究機構により作成されました。熱伝導率は、サーモウェーブアナライザTAにより測定さ
『【測定事例】 同位体濃縮されたダイヤモンドの熱伝導率』の画像

アルミナフィラーの測定事例をご紹介します。 アルミナフィラーは、 樹脂に充てんすることで、 絶縁性を保ちつつ熱伝導性を高めるなど、 樹脂に機能性を付与することができます。 今回は、 電気化学工業株式会社様ご提供の試料を サーマルマイクロスコープで評価いたしまし
『【測定事例】 アルミナフィラー単体の熱伝導性の評価』の画像

今回は低融点金属を測定してみました。 通常スズの融点(230℃)を下回る金属のことを指すようです。 (Wikipediaより) 低融点金属にはいくつかあるようですが、今回は150℃で溶融する金属の熱伝導率を測定しました。 溶解前のインゴット状態では↓ ガスコンロで
『【測定事例】 150℃で溶ける低融点合金の熱伝導率』の画像

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