熱物性ブログ ベテル ハドソン研究所

熱を使ったクラック・ボイドの非破壊検査。 薄膜・微小領域の最新熱伝導率測定方法。 熱と光でさまざまなニーズにお応えします。

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その他の材料

熱を電気に変換する材料が熱電変換材料ですが、熱物性的には、熱伝導率が低いほうが性能は高くなります。(電気伝導率は高く熱伝導率は低い。)元素の種類の工夫だけではなく人工的に超格子構造を作ることによって、電気伝導率を保ちつつ熱伝導率を低くする試みが行われてい

銅(Cu)はご存じのとおり熱伝導率の高い金属です。グラファイトシートやダイヤモンドなど、高い熱伝導率を持った材料もありますが、放熱材料としての銅はこれからも重要性は変わらないでしょう。理由の一つはコストです。昔から使われている材料ですから、最近の複合材料や

今回はTa(タンタル)の測定事例の紹介です。 Ta(タンタル)はレアメタルの一種で、産業的にきわめて重要な物質といわれています。(※Wikipedia参照) Taがよく利用される分野はコンデンサで、タンタルコンデンサと呼ばれるものは他種コンデンサに比べて小型で、漏れ電流

今回は低融点金属を測定してみました。 通常スズの融点(230℃)を下回る金属のことを指すようです。 (Wikipediaより) 低融点金属にはいくつかあるようですが、今回は150℃で溶融する金属の熱伝導率を測定しました。 溶解前のインゴット状態では↓ ガスコンロで
『【測定事例】 150℃で溶ける低融点合金の熱伝導率』の画像

TSIでLEDの温度変化を観察した画像です。 赤外線輝度(10μm程度)の観察が可能で、 マクロ撮影にも対応しております。 途中で通電をやめるとLED部分の輝度が 低下することがわかるでしょう。 当社の熱伝播検査装置TSIは、 クラック・ボイドの可視化のみならず、

TSIで集積回路の半田付け不良箇所を可視化した事例です。 擬似的に半田付け不良箇所を作成し、 TSIで観察しています。 不良箇所のピンで熱伝播が妨げられていることがわかります。 当社の熱伝播検査装置TSIは、 クラック・ボイドの可視化ができる装置で

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