こんにちは、アワノッチです。

当社では、赤外カメラをノートPCに接続して、
撮影した画像をモニター上に表示し、リアルタイムで画像処理ができるようにしています。

ノートPCを使用することで、外出先でもこのシステムを使用できます。
お客様の会社で、デモンストレーションを行うこともできて大変便利です。

ただちょっと困ったことが・・・
それは、とにかくPCが『くなる』ということです。

熱でPCが壊れるのではないか、火傷するのではないかと心配になります。
熱の専門家としては、放っておくわけには行きません。

というわけで、今回はノートPCが発する『熱』について調べます。


◇ - ◇ - ◇ - ◇ - ◇


熱くなる場所はココ。

PC通風口

通風口とその周辺です。



赤外カメラのシステムが、ノートPCのCPUにどのくらい負荷をかけているのかを
タスクマネージャーで確認すると・・・

熱物性測定結果


CPU使用率: 51%...
まあまあ頑張ってくれているようです。



通風口周辺を赤外カメラで観察してみると・・・


<デジカメ画像>
PC光学画像


<赤外カメラ画像> ※左:モノクロ画像、右:カラー画像
赤外カメラ画像_モノクロ赤外カメラ画像_カラー


通風口から出た熱風が、PC本体だけでなく、床までをも温めていることがわかります。

温度をもっと正確に知りたいので、熱電対で測定してみると・・・

熱電対で温度測定した結果
PC筺体 45℃
通風口から出ている風 60℃


これは火傷するのではないかい?


先日、膨大な計算をする必要があって、
デスクトップPCでCPUの負荷をほぼ100%にして、1日中計算させていたのですが、
ノートPCでやらなくてよかったです。


赤外カメラシステムのプログラムは自作なので、
もっとCPUに負荷がかからないような仕組みにすれば、
熱の発生も抑えられるはず。
早くしないと、PCの寿命が縮むんだろうな…


(著:アワノッチ)