こんにちはサーモマンです。
先日東京ビッグサイトで開催された
『国際ナノテクノロジー総合展・技術会議』 を見に行きましたが、
同時開催の 『ENEX 2014』 と 『Smart Energy Japan 2014』 にも足をのばしてきました。
エネルギーに関する展示会で、
「地中熱を使った暖房」 や 「2重サッシを使った断熱窓」 など、
エネルギーに関する多様な展示がされていました。
特に目立っていたのが、住宅の断熱です。
・ポリスチレンフォーム
・ウレタンフォーム
・グラスウール
・ロックウール
など、各種の断熱材料が出展されていました。
ちなみに断熱材料は、熱の移動を遮断する材料で、
熱や冷気を逃さないようにすることが、省エネにつながります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E7%86%B1%E6%9D%90
今は高断熱住宅へのリフォームには補助金が出るようで、
行政の力の入れ具合もすごいですね。
■ 高断熱住宅とは (コトバンクより)
http://kotobank.jp/word/%E9%AB%98%E6%96%AD%E7%86%B1%E3%83%BB%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%AF%86%E4%BD%8F%E5%AE%85
■ 省エネリフォーム減税
http://www.refonet.jp/csm/info/fund/tax_reduction/index.html
化石燃料はいずれは枯渇してしまいますし、
原子力(核分裂)が取り巻く環境も厳しいです。
コストの高い「自然エネルギー」へシフトすることは、必須と言えるでしょう。
したがって、今後はなおさら「省エネ」が求められていくのだと思います。
(違う見方をすると、省エネにコストがかけられる。)
◇ - ◇ - ◇
当社が熱物性測定の受託サービスで、皆さんからお預かりする試料は、
ほとんどが固体、それも比較的 熱伝導率が高い固体が多いです。
今まで、下記のような試料については、熱物性測定のご相談をいただいても、
残念ながら、お請けできないケースがほとんどでした。
――――――――――――――――――――――――――――――――
◇ 固体でない試料
◇ 熱伝導率が極端に低い試料 (熱伝導率で、0.2 W/mK 以下の試料)
――――――――――――――――――――――――――――――――
しかし、今後はそのようなわけにはいきません。
『熱の専門家としては、これではいかん!』 ということで、
対応できるように勉強しています。
最近は、さまざまな測定方法を利用して、
熱伝導率の低いものまで評価できるように、準備を進めています。
たとえば、「ウレタンフォーム」や「グラスウール」、「木材」など。
熱伝導率でいうと、0.1 W/mK 以下の材料が対象です。
(画像はイメージ)
さて、ここで 「熱伝導率の低い材料を測定する方法」 を
簡単に見ていきましょう。
A.定常法
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
断熱材の測定方法で、最も一般的な方法です。
試料厚み: 10mm ~ 30mm 程度
外形寸法: 200mm × 200mm 程度
JISにもなっている原理に即した測定方法です。
B.非定常熱線法
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
手軽な方法として、良く普及している方法です。
試料厚み: 10mm 以上
外形寸法: 100mm × 50mm 以上
精度はそこそこですが、
とても簡単に、短時間で熱伝導率の測定ができます。
プローブを押し当てるだけで測定が可能です。
以上、「熱伝導率の低い材料を測定する方法」 を2つ、簡単にご紹介しました。
熱の問題でお困りの方は、何でもお気軽にお問い合わせください。
(著:サーモマン)
先日東京ビッグサイトで開催された
『国際ナノテクノロジー総合展・技術会議』 を見に行きましたが、
同時開催の 『ENEX 2014』 と 『Smart Energy Japan 2014』 にも足をのばしてきました。
エネルギーに関する展示会で、
「地中熱を使った暖房」 や 「2重サッシを使った断熱窓」 など、
エネルギーに関する多様な展示がされていました。
特に目立っていたのが、住宅の断熱です。
・ポリスチレンフォーム
・ウレタンフォーム
・グラスウール
・ロックウール
など、各種の断熱材料が出展されていました。
ちなみに断熱材料は、熱の移動を遮断する材料で、
熱や冷気を逃さないようにすることが、省エネにつながります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E7%86%B1%E6%9D%90
今は高断熱住宅へのリフォームには補助金が出るようで、
行政の力の入れ具合もすごいですね。
■ 高断熱住宅とは (コトバンクより)
http://kotobank.jp/word/%E9%AB%98%E6%96%AD%E7%86%B1%E3%83%BB%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%AF%86%E4%BD%8F%E5%AE%85
■ 省エネリフォーム減税
http://www.refonet.jp/csm/info/fund/tax_reduction/index.html
化石燃料はいずれは枯渇してしまいますし、
原子力(核分裂)が取り巻く環境も厳しいです。
コストの高い「自然エネルギー」へシフトすることは、必須と言えるでしょう。
したがって、今後はなおさら「省エネ」が求められていくのだと思います。
(違う見方をすると、省エネにコストがかけられる。)
◇ - ◇ - ◇
当社が熱物性測定の受託サービスで、皆さんからお預かりする試料は、
ほとんどが固体、それも比較的 熱伝導率が高い固体が多いです。
今まで、下記のような試料については、熱物性測定のご相談をいただいても、
残念ながら、お請けできないケースがほとんどでした。
――――――――――――――――――――――――――――――――
◇ 固体でない試料
◇ 熱伝導率が極端に低い試料 (熱伝導率で、0.2 W/mK 以下の試料)
――――――――――――――――――――――――――――――――
しかし、今後はそのようなわけにはいきません。
『熱の専門家としては、これではいかん!』 ということで、
対応できるように勉強しています。
最近は、さまざまな測定方法を利用して、
熱伝導率の低いものまで評価できるように、準備を進めています。
たとえば、「ウレタンフォーム」や「グラスウール」、「木材」など。
熱伝導率でいうと、0.1 W/mK 以下の材料が対象です。
(画像はイメージ)
さて、ここで 「熱伝導率の低い材料を測定する方法」 を
簡単に見ていきましょう。
A.定常法
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
断熱材の測定方法で、最も一般的な方法です。
試料厚み: 10mm ~ 30mm 程度
外形寸法: 200mm × 200mm 程度
JISにもなっている原理に即した測定方法です。
B.非定常熱線法
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
手軽な方法として、良く普及している方法です。
試料厚み: 10mm 以上
外形寸法: 100mm × 50mm 以上
精度はそこそこですが、
とても簡単に、短時間で熱伝導率の測定ができます。
プローブを押し当てるだけで測定が可能です。
以上、「熱伝導率の低い材料を測定する方法」 を2つ、簡単にご紹介しました。
熱の問題でお困りの方は、何でもお気軽にお問い合わせください。
(著:サーモマン)