こんにちは。

本日は、サーモマン多忙のため、少し視点を変えて、
ハドソン研究所のメカニック担当者から、
熱物性測定装置の安全対策についてお話しします。

当社は、会社のモットーとして『光と熱と安心・安全な製品』を掲げています。

人や物に危害を及ぼすものとして、

 ◇ レーザ  ◇ 温度(高温、低温)  ◇ 可動部
 ◇ 電源   ◇ 電磁波

などがあります。

その中でも、最も問い合わせが多く、特に注意が必要だと考えているのが
「レーザ」です。

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※ 当社の熱物性測定装置シリーズでは、
  試料を変調加熱する光源として、 半導体レーザ(クラス4)を搭載しています。
※ サーモウェーブアナライザTA3をはじめとする熱物性測定装置シリーズには、
  レーザが不用意に発振しないように、インターロック機構が取り付けられていますので、
  安全に測定していただけます。



レーザを搭載した製品を安全にご使用いただくために、
JISをはじめ、さまざまな規格があり、国や地域によりそれぞれの規格があり、
会社ごとにも独自のルールを運用されているところもあります。

というわけで、
先日、『レーザ機器の安全・安心』をテーマとしたシンポジウムに参加してきました。

皆さんもご存じの通り、レーザ機器はその危険度に応じて
クラス分けがされていますが、そのレーザのクラス分けのクラスが1つ増えること。
(美容機器などの、レーザを身体に照射して使うものに適用される。)

プロジェクターの光源として面発光のレーザを用いるための
規格を見直していること。

そのほかにも、日本国内および国外(米国、EU)のレーザ機器の
安全にかかわる規定の動向がわかり、とても参考になりました。

今後も、日々更新される安全基準や、実際に使っていただくユーザ様の
情報を取り入れつつ、安心して使ってもらえる装置を造ってまいります。

熱物性測定装置でわからないことがある方は、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム
http://www.bethel-thermal.jp/contact/index.html