以前から予告しておりました、
金属表面のめっきの浮き評価をご紹介いたします。

当社のサーモウェーブアナライザTAは、
もともと熱拡散率を測定する装置ですが、
結局熱が伝わる速度を測定していますので、
たとえばめっきの浮きなど、めっきが劣化していると
熱が伝わるのに時間がかかるわけです。

表面のめっきに浮きや劣化がみられる試料を観察すると
下記の図2のように位相遅れの分布が観察できます。
(図1は可視光の写真です。)
やや、強引ですが、位相遅れを劣化度として表示しております。

スライド1

画像を見ると劣化度の分布が明瞭に観察できます。

サーモウエーブアナライザTA3は熱拡散率だけでなく
分布測定機能を利用した物質の不均質性を評価できる装置です、
熱拡散率測定装置です。
測定依頼は、株式会社ベテル、下記メールアドレスまでご連絡ください。
k-hatori@bethel.co.jp

その他の情報は下記のページをご覧ください。

● サーモウェーブアナライザTA
   http://www.bethel-thermal.jp/specification/01/index.html
● サーマルイメージングスコープTSI
   http://www.bethel-thermal.jp/specification/03/index.html
● 株式会社ベテル ハドソン研究所公式WEBサイト
   http://www.bethel-thermal.jp/index.html