熱を電気に変換する材料が熱電変換材料ですが、
熱物性的には、熱伝導率が低いほうが性能は高くなります。
(電気伝導率は高く熱伝導率は低い。)

元素の種類の工夫だけではなく
人工的に超格子構造を作ることによって、
電気伝導率を保ちつつ熱伝導率を低くする試みが行われています。

また、材料としても薄膜化されることが多くなっており
熱伝導率の測定は非常に困難になっています。

防衛大学の岡本先生らのグループでは、
金とゲルマニウムを交互に積層した材料を開発しており、
薄膜状のためベテルのサーマルマイクロスコープにより熱伝導率の
測定を行いました。

得られた熱伝導率は約0.3W/mKということでバルクの測定値に比べて、
5%程度の値であることがわかりました。

詳しくは下記の文献を参照ください。
Y. Okamoto et al. Appl. Phys. Express 1 (2008) 117001

当社のサーマルマイクロスコープTM3は、
薄膜の熱伝導率(100nm~)、
微小領域の熱浸透率(3μm~)の測定ができる装置です。

測定依頼は、
株式会社ベテル、下記メールアドレスまでご連絡ください。
k-hatori@bethel.co.jp