アルミナ(Al2O3)は工業的によく利用される材料です。
アルマイト処理などは非常に一般的です。

緻密なアルミナセラミックスは、
単結晶のアルミ酸化物であるサファイアと同様に、
ある程度の熱伝導性を持っています。

しかしながら、薄膜にして使用すると、
作成方法によっては、
多孔質となる場合があります。
そのような場合熱伝導性が大幅に低下する懸念があります。

従来方法では、
アルミナの薄膜測定は、
簡単ではありませんが、
当社のサーマルマイクロスコープにより、
測定が可能となります。

当社装置で測定された、
厚み約40μmの電気泳動法により作成されたアルミナは、
熱浸透率にして約1000Js-0.5m-2K-1となり、
緻密なアルミナセラミックスに比べ一桁ほど低い値を示しました。

詳しくは、
Netsu Bussei 22[2] (2008) 92/96を参照ください。

当社のサーマルマイクロスコープTM3は、
薄膜の熱伝導率(100nm~)、
微小領域の熱浸透率(3μm~)の測定ができる装置です。

測定依頼は、
株式会社ベテル、下記メールアドレスまでご連絡ください。
k-hatori@bethel.co.jp